「色材設計」の応用技術 カラーソリューション

技術概要

当社グループのカラーソリューションとは、全世界で蓄積されたカラーデータと色彩技術を用いて必要な色を実現させる技術です。
色は、モニターや印刷物などの表示媒体により表現できる色域が異なります。そのため、デザインで意図した色を正確に表現するには適正なカラーマネジメントを行う必要があります。また、色の見え方には個人差があります。作成したデザインの“色の組み合わせ”によっては、色弱、白内障の方などにとっては、見分けにくさを感じてしまい、情報判断を誤り大きな事故等に繋る可能性があります。これらの課題を蓄積した膨大なデータと色彩技術で解決します。

製品事例

カラーマネジメント

カラーマネジメントとは、モニターやプリンター、印刷等のデバイス間の色の特性を把握し、色を合わせる仕組みのことです。
当社グループはカラーマッチング技術を進化させ、インキの持つ本来の色を引き出す技術や、鮮やかな表現を追求したインキなど豊富なカラーソリューションを展開しています。

カラーマッチングのイメージ

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カラーユニバーサルデザイン

当社グループのカラーソリューションはカラーユニバーサルデザインへも用いられています。
色弱・白内障シミュレーターの開発から色彩技術での解決策提案まで、社会問題の解決に取り組んでいます。

色弱者へのソリューション

カラーマネジメントツールLioatlas®をご利用いただくことで、色弱者が見分けやすい配色に変換し、パッケージやサイン、WEBデザインへ簡単に展開することができます。

色弱者へのソリューションイメージ

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白内障者へのソリューション

老人性白内障は、80歳代でほぼ100%発生すると言われています。画像を違和感なく鮮やかにする技術を進化させることで白内障の方も視認しやすい配色を実現いたします。この鮮やかな画像変換技術は新聞紙面などへも応用されています。

白内障者へのソリューションイメージ