研究所概要

atienceグループの研究所は長期開発を担うホールディングス研究所と事業活動に基づく中期開発を担う事業会社研究所に分かれており、各組織がそれぞれの役割に沿った開発を進めています。

開発方針・体制

テクノロジープラットフォーム

開発事例

研究所概要

ホールディングス研究所(artience株式会社 R&D本部)

次世代技術研究所

グループ中核事業の将来技術構築と、グループの飛躍的成長を志向した成長産業分野での事業創生とを目的として、素材開発からソリューション・サービス開発までを対象に、幅広く研究を行っています。具体的には、ディスプレイ・エレクトロニクス分野への応用が期待される新ポリマー技術開発、高信頼なICT社会やエネルギー循環・低炭素社会を実現する無機材料開発、Society5.0実現に貢献するデータソリューション・サービスの開発に取り組んでいます。

解析技術研究所

グループ各社への解析全般の支援、化合物安全性の評価、解析技術の蓄積と教育、新規解析技術の獲得を主なミッションとして日々活動しています。物性やナノ構造解析、化学組成解析に加えて、細胞やタンパク質などを扱うバイオ系の評価解析も行っており、さらに近年はR&DのDX化に対応する各種インフォマティクス技術、計算化学、画像解析へ活動領域を拡げ、全社技術部門への普及を推進しています。

生産技術研究所

モノづくり基盤の強化を目指し、生産技術革新に取り組んでいます。主要生産工程である合成・分散・塗加工における革新的プロセス開発に向け、メカニズム解明や分子・結晶・塗膜構造制御、バイオプロセスなどの基礎研究から、工業化における合理的なプロセス設計まで幅広く取り組んでいます。また、スマートファクトリー化に向け、データサイエンスやセンシング技術を活用した生産モニタリングシステムの開発にも取り組んでいます。

事業会社研究所

トーヨーカラー株式会社

先端材料研究所

色材・機能材セグメントにおける中期的研究開発をメインミッションとし、各事業領域の次世代市場において、トップランナーとして市場を牽引し得る素材開発・技術開発に取り組んでいます。保有するコア材料・コア技術をブラッシュアップすることに加え、MIを活用したデータサイエンス等の新しい試みにも貪欲にチャレンジしながら新素材の獲得に注力しています。

トーヨーケム株式会社

ポリマー材料研究所

ポリマー・塗加工セグメントの新製品開発、新規事業創出を目的として、コアテクノロジーであるポリマー合成・塗加工技術を活用、シンカさせ、製品の差別化源泉となる新規のポリマー素材、要素技術の創出に取り組んでいます。具体的には情報通信、環境・エネルギー、ライフサイエンス領域における高耐熱、高耐久、高密着、生分解、水性をキーワードとしたポリマー素材、要素技術の開発に取り組んでいます。

東洋インキ株式会社

機能材開発研究所

印刷・情報ならびにパッケージ関連事業での次世代製品の材料開発を行っています。近年の地球温暖化や海洋プラスチック問題に対応した二酸化炭素排出量削減、省資源・省エネルギー及びプラスチックリサイクルを実現する環境対応製品用材料と、配線パターンが印刷で作成可能なエレクトロニクス材料の開発を行っています。より安全・安心な持続可能な社会の実現に向けて、モノづくりのイノベーションに挑戦し続けています。

東洋ビジュアルソリューションズ株式会社

新素材研究所

カラーフィルタ事業で培った色材設計技術、顔料表面処理技術、ナノ分散テクノロジー、フォトリソグラフィによる微細パターニング技術を新規分野に展開していく開発を行っています。様々な材料をナノサイズに微細化、分散することで新たな機能付与の可能性を探索しています。また、色材設計ではMIを活用した分子設計や物性予測を行い、様々な光制御デバイスへの展開に取り組んでいます。

研究拠点

埼玉研究開発センター

〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田5丁目6-7
部門:次世代技術研究所・解析技術研究所・先端材料研究所・ポリマー材料研究所・機能材開発研究所・新素材研究所

埼玉製造所

〒350-0803 埼玉県川越市栄1
部門:生産技術研究所

川越製造所

〒350-1156 埼玉県川越市中福286
部門:ポリマー材料研究所

富士製造所

〒419-0205 静岡県富士市天間400
部門:新素材研究所

神戸工場

〒651-2271 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5-7
部門:ポリマー材料研究所

十条センター

〒173-0003 東京都板橋区加賀1丁目22-1
部門:知的財産部

京橋本社

〒104-8377 東京都中央区京橋2-2-1
部門:企画部・次世代技術研究所

お問い合わせ

artience株式会社 R&D本部