フレキソCTP版

グラビア製版で培った画像処理技術とフィルムレス製版ワークフローをフレキソ製版にも展開、高性能CTPの採用によるフルデジタル製版にて画像データを忠実に再現し、安定した高品質フレキソ印刷を強力にサポートします。

高解像度アブレーションタイプCTP版

アブレーションタイプCTP版は、板状感光性樹脂を使用し、樹脂表面のカーボン層をレーザーで焼き飛ばしイメージングする製版方式です。
東洋FPPでは本タイプのCTP版を採用しています。

特長

  • フラットトップ適正に優れたシャープな網点形成が可能
  • 印刷基材に応じた適確な版材で幅広く対応
  • 高解像度CTPにより多彩なマイクロセル形成にて印刷適正向上とより優位な印刷仕上がりをサポート
  • 版厚:1.14mm~2.84mmまで対応
  • 水性、油性インキはもちろん、UVインキ用途にも対応

得られる効果

アブレーションタイプCTP版では、下記のように印刷の品質を向上させることが可能です。

転移性の向上

マイクロセルにより、ベタやシャドー部も転移性が向上

滑らかなグラデーション表現

ドットブリッジの改善により、中間調子部分を滑らかに表現することが可能

カラミの抑制

RIPの改良により未成型ドットを除去、カラミを抑制

露光機の効果

製版のワークフローは、現像(描画)→露光(描画部の硬化)となります。光源に高輝度LED-UVを使用し、露光機によってバック露光・メイン露光を同時に行い、繰り返し再現性の良い版を提供します。
下記は、一般的にLED光源の露光機を使用することにより得られるとされる効果です。

  • 各版材メーカーのデジタル版が使用可能
  • 直進光により酸素阻害を抑制してフラットトップ効果が更に向上し、ベタ濃度の確保・端部カスレを軽減
  • 同時露光により安定したレリーフを形成することで最小点の再現性が向上

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東洋FPP株式会社 カスタマーサポート本部

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