汚染防止

• 基本的な考え方
• 推進体制
• 目標と実績

基本的な考え方

artienceグループの事業活動は、地球の資源に依存しており、大気汚染、土壌汚染などの環境問題への対策は重要な課題と認識しています。持続可能な循環型社会の構築のため、モノづくりでの環境負荷低減に向けた取り組みを進め、汚染物質の排出低減に努めていきます。

推進体制

artience（株）ESG推進室が主体となり、生産拠点を中心に関係会社も含む国内外の事業所での大気への負荷低減や土壌・地下水汚染対策などを行っています。

目標と実績

目標

グループマテリアリティ2025-2030

実績

当社グループは、環境法令を遵守するとともに、環境に関する基本方針や規定・ルールに基づいて事業活動を行い、環境負荷低減に取り組んでいます。2024年度は、汚染防止関連の法令違反はありませんでした。

汚染防止

当社グループでは、ボイラーなどの燃焼設備から発生する窒素酸化物（NOx）、硫黄酸化物（SOx）、ばいじんなどの大気汚染物質の低減に向けて、国内では、燃料転換やコージェネレーション設備の導入、燃焼条件の適正管理などを進めてきました。国内のSOx、ばいじんの排出量は近年横ばい傾向です。海外関係会社ではNOxの排出量は前年に比べ減少しましたが、SOx、ばいじんの排出量は微増となりました。今後も排出低減に努めていきます。

窒素酸化物（NOx）排出量の推移

集計範囲：国内主要製造所・工場と国内関係会社、海外は海外主要生産関係会社が対象

硫黄酸化物（SOx）排出量の推移

集計範囲：国内主要製造所・工場と国内関係会社、海外は海外主要生産関係会社が対象

ばいじん排出量の推移

集計範囲：国内主要製造所・工場と国内関係会社、海外は海外主要生産関係会社が対象

VOC排出量

集計範囲：国内主要製造所・工場と国内関係会社

• 土壌・地下水汚染への対応
• 有害物質管理
• フロン排出抑制法への対応

TOPICS
「JRECOフロン対策格付け」において2年連続でＡランク評価

artienceグループは、フロン類の適正な管理を経済産業省や環境省とともに啓発・推進する一般財団法人日本冷媒・環境保全機構（JRECO）による、フロン排出抑制法への取り組み評価「第4回 JRECOフロン対策格付け」において、2年連続でAランクを取得しました。
当社グループは、2015年に施行されたフロン排出抑制法に基づいて、各拠点で管理体制を整備し、使用機器におけるフロンの使用状況の把握、フロン漏洩量の算定、簡易点検および定期点検の実施、ウェブサイトや報告書での情報開示などを継続して行ってきました。その取り組みが総合的に評価され2年連続のAランクの取得となりました。