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廃棄物管理

基本的な考え方

当社グループはモノづくり企業であり、その生産活動において廃棄物の発生は不可避です。国内の廃棄物外部排出量のうち、廃油・廃プラスチック・廃水が約8割を占めており、これらに焦点を絞り、施策を進めています。具体的には、廃棄物の発生しにくい生産プロセスの開発や廃棄物処理方法の検討、リユース・リサイクルなど資源循環の促進、廃棄物削減に関するノウハウのグローバル共有などを通じて、廃棄物外部排出量の最小化に取り組んでいます。

目標と実績

目標

重要課題における目標(重要課題2)

asv2050/2030における目標

実績

2022年度は、廃棄物発生量は国内では17,456tで2021年度に比べて3.3%減少しました。これは生産量減少に伴い、全社的に廃棄物も減少したことによるものです。海外では9.9%減少しました。国内の廃棄物外部排出量は13,466t(2021年度比3.5%減)でした。

今後も、製造拠点での場内リサイクル促進、プラスチックや廃油などの発生量の抑制や排水処理方法の検討などを行いながら廃棄物発生量の削減に取り組み、SIC-Ⅱ目標の廃棄物外部排出量(国内)2020年度比19%削減を目指します。

国内全体の廃棄物発生量に対する最終処分率は0.03%で、すべての事業所でゼロエミッションを達成しています。

廃棄物外部排出量の推移(国内)
廃棄物外部排出量の推移(国内)

集計範囲:国内主要製造所・工場と国内関係会社が対象

  • 2022年度は、関西支社(寝屋川)、関西支社(富山)、中部支社(春日井)、東洋インキ北海道(株)、東洋インキ中四国(株)(岡山)、東洋インキ中四国(株)(高松)、東洋インキ九州(株)(福岡)の数値を含みます
  • 廃棄物外部排出量:有価物として売却した量および事業所内で発生した廃棄物のうち、拠点敷地内で再資源化されずに放出した、もしくは処理業者に廃棄処理を委託するために事業所外に移動させた量

取り組み事例

  • 廃棄物の適正管理に関する教育
  • 埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促プラットフォームに参加
  • 海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組み
  • プラスチック廃棄物問題に対する国際的な枠組み「CEFLEX」に参加
  • 使用済みプラスチックの再資源化事業への取り組み「株式会社アールプラスジャパン」に資本参加