策定プロセス
当社グループが取り組むべき課題を整理したグループマテリアリティ2025-2030を策定し、取り組みを進めています。
STEP1 課題の抽出と整理
ISSBなどの国際サステナビリティ開示基準や主要ESG投資指標の評価基準、当社グループの経営計画やサステナビリティビジョンなどをもとに、課題項目の候補を洗い出し、39の課題からなる「ショートリスト」を作成しました。
STEP2 社内外ステークホルダーへのヒアリング
主要な連結子会社の生産・販売・技術・経営企画部門の長を参加者としたワークショップを開催し、各課題の重要性や優先順位、影響度などについて事業責任者かつ社内ステークホルダーとしての立場で意見を出し合いました。また、ESG各方面の社外有識者に、当社グループが策定すべきマテリアリティの姿についてヒアリングを行いました。
STEP3 各課題の分析と考察
ワークショップおよび有識者ヒアリングにて得られた意見を参考にして、各課題における当社グループの活動と社会・環境の動向が相互に与える影響を分析・考察し、グループマテリアリティ運用期間である2025~ 2030年度における各課題の重要度評価を進めました。
STEP4 重要課題の特定
ワークショップの結果および重要度評価をもとに策定チームで検討を重ね、15の重要課題を特定し新たなグループマテリアリティとしました。これに伴いサステナビリティビジョンも、不足要素の補完や定量目標の現状に即した更新など、一部改定を行いました。
STEP5 KPI /目標の選定
各重要課題について関係部門と協議し、各々の中期事業計画と連動するKPI /目標(定性的目標を含む)を設定しました。以上をサステナビリティ委員会会合およびグループ経営会議、取締役会での承認を得て、2025年2月より運用開始しました。